ビルトイン型ガスオーブンレンジの新設
ビルトイン型ガスオーブンレンジの新設
キャビネット75cmへのビルトイン型ガスオーブンレンジの新設
みなさんこんにちは!アンシンサービス24の小林です。
今回のテーマは「ビルトイン型ガスオーブンレンジ」についてご紹介します。
ぜひ、ご参考にされてみてください。
今回も私、アンシンサービス24の小林が、みなさんの疑問についてわかりやすくご説明させていただきます。
新築マンションへのビルトイン型ガスオーブンレンジの新設!
今回はビルトイン型ガスオーブンレンジの新設についてお伝えします。
現状は何もついていません。
マンションは新築から1~2年です。
奥さんが結構料理をされているみたいです。
キャビネットが75cm!
一般的にシステムキッチンには、60cmのキャビネットが入っています。
そしてガスコンロがついています。
通常、ビルトイン型のガスオーブンレンジは、基本規格が60cmです。
ところがキャビネットは75cmありました。
食洗機でよくあるパターンです。
これについては、アンシンサービスの他の動画でもご紹介しています。
本来だったら、断られることがほとんどです。
一般的な設備屋さんであれば、取り合ってもくれないでしょう。
お客様はどうしてもつけたいと思っている!
ところでお客様は、どうしてもつけたいと思っています。
なので、今回はどうやってもつけるという前提でご説明します。
結果、キャビネットが75cmでもつけられます。
今回の新設工事の概要!
工事前はガスコンロが上にあって、下がキャビネットになっている状態です。
仮にキャビネットが60cmであれば、そのまま新しい60cmのガスオーブンレンジを入れるだけでOKです。
今回の場合、ガスコンロとガスオーブンレンジを入れた、残り15cmのキャビネットをどうするのか、
という問題が残ります。
また、基本的な話になりますが、ビルトインのガスコンロとガスオーブンレンジは同じメーカー製でないと、
ドッキングができません。
例えるとガスコンロがリンナイ製を使っていれば、下のガスオーブンレンジもリンナイ製でないと
ドッキングができません。
ちなみにドッキングとは何かというと、ガス管をつなぐことです。
大元からくるガス管は、ガスオーブンレンジの下でつなぎます。
今回のケースに話を戻します。
上のガスコンロがパロマ製なので、下のガスオーブンレンジもパロマ製になるということです。
つなぐ場合は「連結管」でつなぎます。
仮にリンナイ製とノーリツ製のドッキングはできません。
また、今回の新設工事のネックになっているのは、キャビネットの残り15cmの部分です。
今回の新設工事の流れ!
今回の新設工事の流れについてご説明します。
❶キャビネットの扉と2段の棚をはずす
❷天板とガスコンロをはずす
❸調味料を入れる引き出しはそのまま残す
❹ガスオーブンレンジの本体を入れる
❺ガスオーブンレンジの本体の下で、ガス管の大元とつなげる
❻ガスコンロ本体を入れ、下から立ち上がったガス管と連結管を使ってつなげる
❼ガスコンロの天板を載せる
❽15cmの残りのキャビネットの表面に木枠を取りつける
❾木枠の上にパネルを取付けて、開かずの扉にする
以上で、今回の新設工事は完成です。
その他にも、いろんなやり方があります。
納まりに関しては、作業者で異なります。
業者さんにもやり方が伝わったと思います。
まとめ
今回のように、ガスオーブンレンジの本体を入れた後に、15cmが残る場合には、メリット・デメリットがあることをきちんと説明することが大事だと思います。
1度伝えた上で、お客様のつけたいという願望は叶えられることでしょう。
強度的には、15cmキャビネットが天板とつながっているので問題はありません。
こうすれば、きれいに納めることができます。
特殊なケースで賛否両論あるかもしれません。ただし、お客様の希望を叶えようとしたらこういう風になります。
ビルトイン型ガスオーブンレンジの新設についてご不明な点があれば、
ぜひ一度アンシンサービス24にお問い合わせください。
ビルトイン型ガスオーブンレンジの新設に関するお客様のあらゆる疑問にお答えさせていただきます。
2021年2月24日 1:41 PM | カテゴリー : ガスオーブンレンジ , ガスコンロ | タグ :