大雨(ゲリラ豪雨・台風)時の住設トラブル原因と対処法
大雨(ゲリラ豪雨・台風)時の住設トラブル原因と対処法
大雨トラブル!給湯器・レンジフード・換気フードキャップまわり!
みなさんこんにちは!アンシンサービス24の小林です。
今回のテーマは
「大雨(ゲリラ豪雨・台風)時の住設トラブル原因と対処法」
についてです。
ぜひ、ご参考にされてみてください。
今回も私、アンシンサービス24の小林が、みなさんの疑問についてわかりやすくご説明させていただきます。
大雨の時は住設トラブルが起こる!
今日は2021年8月18日水曜日です。
日本列島は大雨で、被害に遭われている方もいらっしゃいます。
大雨だったり、台風だったり、ゲリラ豪雨だったりします。
そんな大雨(ゲリラ豪雨・台風)時の住設トラブルの対処法、原因をお伝えします。
あと、こんなことがあったということをお伝えします。
①給湯器
第1位が「給湯器」です。
大雨の後に、一番連絡が多いのが、ガス給湯器がつかなくなったという連絡です。
では、ガス給湯器はどんなケースの時に連絡がくるのでしょうか?
1つ目は再起不能状態のパターンです。
再起不能状態のパターンとは、道路が冠水して、敷地の方にきた水が「据え置き型のガス給湯器」を浸水させたというパターンです。
全部浸かった、というパターンもありました。
そうなると当然ガス給湯器はNGです。
一度点検してみてOKというパターンもありますが、再起不能というパターンも結構あります。
また冠水だけでなく、雪で埋まるパターンもあります。
壁掛けタイプのガス給湯器のケース
最近は新築から「壁掛けタイプのガス給湯器」に変わってきています。
壁掛けタイプのガス給湯器は、基盤に水が流れ込んで止まることがあります。
ただし、モノによっては数日間、放っておくと乾いて使えることもあります。
壁掛けタイプのガス給湯器でも大丈夫でない!
では、壁掛けタイプのガス給湯器であれば大丈夫なのでしょうか?
壁掛けタイプのガス給湯器でも、大雨の後にはお客さんから連絡がきます。
暴風雨の時は、排気口から水が内部に入ることがあるからです。
またパッキンが劣化すると、パッキンから水が入ることもあります。
一時的な場合、内部の基盤が乾くまで止まってしまいます。
大雨のあとに止まった時は、内部に水が入ったかもしれないと思ってください。
その時はコンセプトとガスを切っておきましょう。
また、基盤が乾いて復旧しても、一度はどこかのタイミングでメーカーさんに点検をしてもらうことをおすすめします。
ところでお客さんによってはガス給湯器が雨に濡れないように囲ったりする人がいます。
ただし、これは大変危険なのでやめておきましょう。
②レンジフードまわり
2つ目が「レンジフードまわり」です。
レンジフードまわりで、こんなトラブルがありました。
レンジフードがついており、お客さんが目の前に立つと、何か筋が入る。ということがありました。
原因はレンジフードの外まわりにある排気口のすき間から暴風雨の時、雨が侵入していました。
対策は排気口にウェザーカバーをつけて、防水工事をします。
丸型のベントキャップであれば、横降りになった時に雨が入らないようになっています。
ベントキャップには丸型でなく、フラットなものもあります。
フラット型になると、横降りの時に雨が侵入してきます。
一度だけ、ベントキャップを通って、レンジフード本体のところから雨漏りがしたことがあります。
③換気フードキャップまわり
3つ目が「換気フードキャップまわり」です。
雨が降った時だけ、2部屋通り越して、廊下で雨漏りしたケースがあります。
突然、雨が降ったあとに雨水が落ちてました。
原因はベントキャップまわりでした。
この場合対策は、ベントキャップまわりをきっちりと防水処理をすることです。
換気扇が雨漏りするケース
換気扇なども、もしかしたらありえるかもしれません。
横降りでベントキャップから水が入り、換気扇の本体に落ちるというパターンです。
対処法として、防水処理をきちんとすることです。
ただしレンジフードまわりと換気フードキャップまわりはレアケースです。
排水マスの水位があがるケース
もう1つあります。
それは大雨の時に、排水マスの水位があがることです。
逆流もあります。
もしそのようなことが起こった時は、まずはちょっと冷静になってください
2021年11月4日 1:04 PM | カテゴリー : ガス給湯器 , レンジフード , 住宅設備 | タグ :