【DIYできる?DIYできない?】プロが教える、トイレの便器の外し方。
【DIYできる?DIYできない?】プロが教える、トイレの便器の外し方。
トイレの便器の外し方!割らずに はずす方法とは?
みなさんこんにちは!アンシンサービス24の小林です。
今回のテーマは「トイレの便器の外し方」についてご紹介しますね。
動画の内容は、ただただ便器をはずしてみた動画です。
日頃は見ることがない便器の裏側などが見れます。これからDIYで便器交換をご検討中の方には、
興味深い動画に仕上がっていますよ。
また、最後のフランジのところも見て損はありませんよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回も私、アンシンサービス24の小林が、みなさんの疑問についてわかりやすくご説明させていただきますね。
トイレの便器の外し方の流れ
こちらでは、トイレの便器の外し方の流れについてご紹介させていただきます。
現場の状況としては、約1畳ほどのトイレ室に、約20年以上前の洋式トイレが設置してある状況です。
便器・トイレタンクがあり、後ろ壁から露出した給水管で給水しています。
〇トイレの便器の外し方の流れ
①止水栓止め
後ろ壁から出ている給水管の止水栓を締め、水を止めます。この時「の」の字に回して締めます。
②ボルトの位置チェック
便器と床、便器とタンクなどの「ボルト締め」してある箇所の位置をチェックします。
➂便器と床をつなげるボルトをはずす
最初に便器と床をつなげるボルトにかぶせてあるキャップをはずします。
キャップをはずすとボルトがサビているのがわかります。
ちなみに、前面のボルト2本はサビて機能していませんでした。後方のボルト2本は機能していました。
④タンクの上フタの分離
次にタンクの上フタをはずします。送水管につながっているナットをはずします。ここをはずすと、
上フタはボールタップからはずれます。
中の様子を見ると、ボールタップが機能していなかったらしく、発泡スチロールを浮き輪代わりに使われていました。
⑤タンクと給水管の分離
正面から見て左側にある給水管のフレキパイプとタンク内のボールタップを分離します。
やり方は、フレキパイプとボールタップをつなぐ金具をモンキースパナではずします。
次に後ろ壁から出ている給水管とフレキパイプをつなぐ金具も同じようにモンキースパナではずします。
これで給水管とタンクが分離しました。
⑥タンクを便器から分離
タンクと便器をつなぐボルトが、タンクの下部にあるので、ナットをメガネラジェットではずします。
タンクを再利用する時には、本体が陶器製なので、割らないように扱いましょう。
2本ナットをとると、タンクがはずれます。
タンクの中にわずかに水が残っている場合は、移動前に便器に捨てておきましょう。
⑦床から便器を分離
便器と床をつなげているナットをメガネラジェットで緩めて、手ではずします。
もしも、ナットがサビてはずれない時は「ナットブレーカー」や「陶器を割る」という方法もあります。
⑧便器内の水を抜き取る
便器内に水が溜まっている場合は、便器内に手動ポンプを突っ込んで、水を抜き取ります。
⑨便器を床から分離
ナットがはずれ、水が抜かれるといよいよ、便器と床の分離になります。
便器を床からはずすと、床にはフランジが現れます。
現状ではフランジはボロボロに朽ち果てていました。
〇フランジとは?
フランジとは簡単にいうと「排水管に続く穴」です。
フランジ本体はプラスチックでできています。フランジの役目は、便器と排水管を接続することです。
このフランジの上にガスケットという便器用のパッキンをのせて、次に便器をのせて接続します。
またフランジは、一般的にネジとナットで床に固定されています。
このフランジがなければ、便器を排水管と接続することも、便器を固定することもできないので、
フランジはトイレを設置する時には大事なパーツということになります。
トイレについてご不明な点があれば、ぜひ一度アンシンサービス24にお問い合わせくださいね。
トイレに関するお客様のあらゆる疑問にお答えさせていただきます。
2020年8月21日 4:09 PM | カテゴリー : トイレ , 住宅設備 | タグ :